interview 01
ユニヴィス法律事務所は
継続的に成長するエネルギーに
満ちている
弁護士
71期
伊藤 麟太郎
interview 02
大阪から東京に引っ越したのを機に転職先を探していて、その時にユニヴィス法律事務所を知りました。M&Aアドバイザリー業務専門というと、昔からある大手法律事務所を想像していましたが、ユニヴィス法律事務所は設立間もない事務所で若手が多く、少人数でM&Aアドバイザリー業務に取り組んでいる。しかも、ユニヴィスグループの会計士をはじめとするFASメンバーと案件で協働しながらDD(デュー・デリジェンス)をやっているというのを聞き、率直にかっこいいなと思いました。 ただ、インハウスで働く選択も捨てきれず、どちらにしようかギリギリまで悩みましたね。ユニヴィス法律事務所はM&Aアドバイザリー業務の他にも法務コンサル業務をやっていて、インハウス的な業務も同時にできることを知り、最終的にユニヴィス法律事務所にしようと決めました。
フルリモートと聞いていましたが、実際に入所してみて「ここまで自由なの?」と思うくらい個人の裁量で働き方を自由に決められます。コアタイムを設けている法律事務所も多いですが、ユニヴィス法律事務所にはそれがない。自由すぎるせいか曜日や時間に関係なく仕事の連絡が入るため、時間管理はやっていかなければならないものの、通勤時間など時間のロスがなくなるのはやはりうれしいです。
私は、M&Aアドバイザリー業務経験ほぼゼロの状態でユニヴィス法律事務所に入りました。入所後の初案件で担当したのは、DDレポートの作成でした。対象会社から受領した資料やインタビューの結果をもとに、買収の障害になったり、企業価値に影響を与えるような法的リスクを調べてレポートを作成し、先輩弁護士に提出するのですが、コメントで真っ赤になって返ってきたのです。修正は当たり前だと思っていたものの、ここまで丁寧にレビューをいただけるとは思っておらず、びっくりしたのを覚えています。今は先輩の立場でレビューをすることもあるのですが、コメントを入れるのって実は手間がかかります。自分で直した方が早いのに、あえてそれをせずにコメントを入れてくれるのは、後輩が仕事を覚えやすいようにとの配慮だと思うのですが、これはユニヴィス法律事務所の良い組織文化ですね。
実は私、複数の業務を同時にするのは好きなのに、マルチタスクがめちゃくちゃ苦手なんですよ!
同時にする仕事が多くて不安になった時は、やることをメモに書き出して整理します。そうすると、各作業のデッドラインが見えてくるので、気持ちが落ち着きます。
ユニヴィス法律事務所はタスク管理の意識が高く、ツールを使ってメンバーたちのタスクを可視化し、所内で共有しています。加えて週に1回定例会議を行い、1週間の業務や進捗状況、今後の予定などをメンバーで共有します。そうした状況を上の人が確認して、「この弁護士に負荷がかかりすぎているから、他の弁護士に業務を対応してもらおう」というように、仕事がバランスよく割り振りされるように配慮されています。1人で対応するのが難しいことはお互いでカバーし合う体制が整っているのも、マルチタスクをこなせる理由だと思っています。
一つの案件をやり終えた時ですね。M&Aアドバイザリー業務って短期間で終わらせる必要のある作業が多く、短いものだと2週間で、ガッとやり終えなければなりません。 M&Aアドバイザリー業務は案件ごとにチームを編成して、スタート日から最終日まで一緒に走り抜けます。その間難しい論点や問題点を話し合い、見つかった法的リスクをどのように契約書でカバーすればいいのか、買収後どのような改善策を取ればいいのかなど、限られた時間の中で根を詰めてやるので、無事にレポートを書き終えてクライアントへの報告が終わった時は、『お疲れさまでした。ありがとうございました!』『大変でしたね!』と、Slack(所内コミュニケーションツール)に書き込むのが常になっていますね。クライアントが会社を買収して無事にクロージングが終わり、作業から解放された瞬間の気持ちは、全力で走って1位でゴールした時の達成感と、仲間と喜びを分かち合う時に感じる幸福感に似ていると思います。
M&Aアドバイザリー業務では、案件毎に組織株式、資産負債、取引、労務、許認可コンプラ・紛争のパートに分けて、それぞれ担当者を決めて行います。先輩弁護士の中には、全てのパートを担当しながら、最終契約書の作成やクロージング支援、買収後のPMI業務など全て一人でやってしまう弁護士もいるのですが、私はまだまだM&Aアドバイザリー業務の一部分しか出来ていないので、将来的には一人で案件を回せるくらい力を付けたいと思っています。
また、これはもう少し先の取り組みになるかもしれませんが、新しい業務を開拓することを考えています。ユニヴィス法律事務所のメインは現在M&Aアドバイザリー業務と法務コンサル業務ですが、メインになるような業務を、もう一つ自分で増やしていきたいです。
まだぼやっとしたイメージの段階ですが、仲の良いメンバーたちと「新しい分野を開拓できたらいいね」と話をしています。こんなふうに考えるのは、いろいろな分野に挑戦してみたいという個人的な理由もありますが、ユニヴィス法律事務所にはのびしろがあり、今後も成長し続ける可能性を秘めていることと、メンバーたちと良い関係を築ける環境が整っているからだと思います。